あなたは自分の寿命を知りたいと思いますか?
私はこの映画を見るまでは知りたいと思っていました。
もし人生の残り時間を知ることができれば、今何をするべきかの優先順位がつけられると思ったからです。
でももし残りの時間があと数日、数時間だったら・・・。
自分がどうやって死ぬんだろう、まだやりたかったことがあるのに時間がない。
映画の主人公のように恐怖や失意のどん底にたたきつけられてしまうと思います・・・・・。
作品情報
2019年公開のアメリカのホラー映画。
原題
Countdown
監督・脚本
ジャスティン・デク
キャスト
エリザベス・ライル(クイン・ハリス)
代表作「YOU 君がすべて」
ジョーダン・キャロウェイ(マット・モンロー)
タリタ・べイトマン(ジョーダン・ハリス)
代表作「アナベル 死霊人形の誕生」
P・J・バーン(ジョン神父)
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あらすじ
自分の余命がわかるスマホアプリをダウンロードしたことから、逃れられない死の恐怖に直面する若者たちを描いたホラー。あるパーティの席上で、若者たちが見つけたあるアプリ。自分の余命時間を伝えるという、そのアプリをスマホにダウンロードし、自分たちの余命年数で盛り上がる中、コートニーに余命3時間の通知が届く。不安に襲われたコートニーは恋人のエヴァンの車で帰ることを拒み、1人で帰宅する。コートニーが乗らなかったエヴァンの車が事故を起こし、エヴァンはアプリが周知した時間に謎の死を遂げる。看護師のクインは、エヴァンの死に疑問を持つが、彼女もまたあのアプリをダウンロードしてしまう。そして、アプリは彼女の余命3日を告げていた……。
映画.com https://eiga.com/movie/92105/
感想
結論から言うととても面白かった!
軽い気持ちでアプリをダウンロードしてしまった主人公。
人間自分自身に一番興味を持つものなので、どうせインチキだと馬鹿にしつつも試してしまうのは共感できます。
最初のうちは幻覚にうろたえますが、妹まで同じような時間に死ぬことを知り、悪魔と戦うお姉さんはカッコよかったです。
悪魔は人間の一番弱い部分を責めてくるんですよね。
弱みである主人公の母や、ボーイフレンドの弟に化けてくるのはほんと悪魔ならではのいやらしい手だな~と思いました。
彼女たちは心に傷を持っていて、大切な人が亡くなったのは自分のせいだと思っている。
だからこそ大切な人にまた会いたくて、いつ会えるのか気になってアプリを使ってしまったんだろうなぁ。
悪魔祓いに協力してくれる神父がいいキャラだったw
悪魔オタクっぽくて、本物に会える機会を得てすごくうれしそうww
悪魔を入れないようにする結界まで作ってくれたけど、悪魔の心ゆさぶり大作戦の前では役立たずでしたね。
悪魔がたびたび死人の姿を使って襲い掛かってくる演出は見事でした。
薄暗いトイレの個室で、扉の下に子どもの足が見えるのとか怖いw
ホラーならではのハラハラする演出や、わかりやすく、テンポよく進むストーリー、主人公のガッツなど最初から最後まで楽しめました。
セクハラ上司も最後は破滅してよかった。
ただの愛想笑いを「気がある」と勘違いする男はキモすぎる。
そしてお決まりのアプリ2.0へのバージョンアップエンドw
せっかくハッピーエンドで終わったと思ったら終わってなかった。
ホラー映画お決まりですね。
好き。
おまけ
映画のようなアプリが実際にあります!
その名も「余命カウントダウン」。
映画のように余命の残り時間がカウントダウンされます。
スマホの画面が点滅したり、女性の歌う声や、不気味な笑い声が聞こえたりするそうです。
お知らせの音があの不気味な笑い声だったらやだなw
カウントダウンが0になったら何が起こるのかは秘密らしいので少し気になります。
映画を見たあと、カウントダウンみたいなアプリはあるかな?と私もつい検索してしまいましたw
鑑賞後に楽しむのもいいかもしれません。
もちろん「ダウンロードしたら、一切責任は持てません」が(笑)
「余命カウントダウン」をダウンロードページできます!
映画の主人公気分を味わってみませんか?
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最後に
ホラーとエンターテイメントがバランスよくちりばめられた映画でした。
同じく運命に立ち向かう映画「ファイナル・デスティネーション」と似た毛色の作品だと感じました。
こちらもおもしろいのでおすすめです。
満足度★★★★☆ 4.5/5