映画のタイムトラベル物ってワクワクしませんか?
色々見てきましたが、あまり外れがない気がします。
今作は60年代ロンドンのソーホーと現代ロンドンの美大生生活が舞台となっています。
しかもジャンルはサスペンスホラー!
アマゾンのレビュアー評価は脅威の★4.5。
俄然名作を期待してしまいますね。
作品情報
2021年公開のイギリスのサイコロジカルホラー映画。
原題
Last Night In Soho
監督
エドガー・ライト
代表作「ベイビー・ドライバー」
脚本
エドガー・ライト
クリスティ・ウィルソン=ケアンズ
キャスト
トーマシン・マッケンジー(エロイーズ・ターナー)
代表作「ジョジョ・ラビット」「オールド」
アニャ・テイラー=ジョイ(サンディ)
代表作「クイーンズ・ギャンビット」
マット・スミス(ジャック)
ミス・コリンズ(ダイアナ・リグ)
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あらすじ
ファッションデザイナーを夢見て、ロンドンのソーホーにあるデザイン専門学校に入学したエロイーズは、寮生活になじめずアパートで一人暮らしを始める。ある時、夢の中できらびやかな1960年代のソーホーで歌手を目指す美しい女性サンディに出会い、その姿に魅了されたエロイーズは、夜ごと夢の中でサンディを追いかけるようになる。次第に身体も感覚もサンディとシンクロし、夢の中での体験が現実世界にも影響を与え、充実した毎日を送れるようになったエロイーズ。夢の中で何度も60年代ソーホーに繰り出すようになった彼女だったが、ある日、夢の中でサンディが殺されるところを目撃してしまう。さらに現実では謎の亡霊が出現し、エロイーズは徐々に精神をむしばまれていく。
映画.com https://eiga.com/movie/95435/
感想
結論から言うと、
エンターテイメントとしてはまあまあ楽しめる。
けど主人公逃げて叫んでばかりでうるさいw
主人公の子、田舎から出てきた芋っぽさとか、懐古趣味で周りとは浮いてて溶け込めてないないところとか共感しかないんだけどいちいちヒステリックでうるさいw
美人だし根がいい子っぽいんだけど、ずっと幽霊におびえてて、逃げても逃げてもどうせ追いかけてくるんだからそろそろあきらめて立ち向かおうよと何度も思った。
昔から幽霊が見える体質だったならなおさらビビりすぎだろうとw
クラスメイトが悪霊に見えてハサミで襲い掛かったりもしたんだし、いい加減向き合わなきゃ自分が人殺しになって人生おわたになるかもって思わないのかな。
まあ根が優しいから結果的に犯人の悲しみを受け止めて、最後に改心させられたんだけど。
サンディが主人公を殺そうと階段を上ってくるシーンがあるんだけど、使われているカラーがカラフルで安っぽかった。
60年代っぽさ?を出しているのかもしれなけど、最後の盛り上がりシーンの一つでもあるのに興ざめ。
あとあれだけクラスで問題起こしてたわりに、ファッションショーで称賛されてるのはご都合主義だな~と。
主人公に服のデザインセンスが元々あったんだろうけど、とくに苦もなくみんなに認められたな~と。
母親も同じ道を目指していたのに叶わず、彼女を残し自殺したっていうヘビーな境遇があったから、なおさら夢物語に感じた。
犯人のおばあさんもあれだけ男を殺して、つかまらずにいたとは警察無能すぎるw
元警察のおっさんは主人公に犯人だと誤解された上、主人公が呼び止めたせいで事故って大けがってとんだとばっちりw
主人公のボーイフレンドが優しすぎて、やばい女だと思われてもしかたないのに、いつも助けてくれるのとても癒された。
いつの時代も田舎もんにとって都会は怖いものかもしれない。
今はネットがあるから表も裏も情報が多く手に入るけど、
60年代は表のキラキラしたところしか目がいかなかったんじゃないかな。
サンディのように裏側を知って後悔してもう引き返せなかった・・・って人多そう。
そういうところはホラーだなって思う。
最後に
アマゾンの評価が星4.5と高かったので期待したけど、それほどでもなかった。
60年代ロンドンの空気やファッションと、現代のロンドンや美大生の雰囲気を楽しめるのはいい。
それほど重たくもないし、グロいシーンもあまりないので軽く楽しめるサスペンスホラーだと思う。
満足度★★★☆☆ 3.5/5